【映画】「シャイニング」監督:スタンリー・キューブリック、1980年

コロラド州のロッキー山上にあるオーバールック・ホテル。小説家志望であり、アルコール依存症を患っている[1]ジャック・トランスは、雪深く冬期には閉鎖されるこのホテルへ、管理人としての職を求めて、妻のウェンディ、一人息子のダニーを引き連れて訪れた。
支配人のアルマンは、「このホテルは以前の管理人であるチャールズ・グレイディが、孤独に心を蝕まれたあげく家族を斧で惨殺し、自殺したといういわく付きの物件だ」と語るが、ジャックは気にも留めず、家族と共に住み込むことを決める。ダニーは不思議な能力「シャイニング」を持つ少年であり、この場所で様々な超常現象を目撃する。
ホテル閉鎖の日、料理長であるハロランはダニーとウェンディを伴って、ホテルの中を案内する。自身も「シャイニング」の能力を持つハロランは、ダニーが自分と同じ力を持つことに気付き、「何かがこのホテルに存在する」と彼に語る。そして、猛吹雪により外界と隔離されたオーバールック・ホテルで、3人だけの生活が始まる。
生活の中、ジャックと家族らは存在しないはずの何かの存在への恐怖によって精神を蝕まれていく。そんな中、ジャックは彼らとまるで旧知の仲のような会話をするなど、ホテルの力の影響を強く受けていく。そして彼は狂気に落ちる。
謎の存在に命じられるまま妻と息子を手に掛けようとする。ホテルでの異変に気付き駆けつけたハロランを殺害するが、息子ダニーの機転によって迷路の中で凍死する。ウェンディとダニーは雪上車に乗りホテルを後にする。ジャックらが遭遇した存在は何だったのかははっきり示されないまま、「1921年7月4日」のオーバールックホテルの舞踏会を記録したモノクロ写真にジャックと瓜二つの男が写っている事が示され、エンディングを迎える。
2020/09/05

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