【 BOOK】「胎内記憶」バーストラウマの秘密 著者:七田眞(しちだまこと)、つなぶちようじ、初版1988年7月9日

子宮内での体験が、その人の他人との接し方を決めるというのです。
誕生時の体験も大きく性格や行動様式に関わる、ことが指摘されています。
精神的外傷は、誕生時に関わるものが多い。
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誕生時につくられた精神外傷を、バース・トラウマと言います。
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喘息(ぜんそく)やアレルギーが子宮内での生活に起因することを確信しました。
誕生以前の苦闘は、大人になったとき情緒的、知覚的なひずみとしてその人の生活のなかに現れてくるのです。
指のかすかな動きによって「イエス」「ノー」「答えたくない」を反発することができます。これは観念運動信号と呼ばれ、催眠療法に利用されています。
胃腸病患者
➡︎母親から母乳を与えられていなかったり、与えるのを嫌がられていたのです。
喘息(ぜんそく)、肺気腫、呼吸亢進(こうしん〜たかぶり、すすむこと)などの呼吸器系トラブル
➡︎母親への全身麻酔、または分娩時の呼吸困難やパニックなどとの因果関係が見られました。
偏頭痛の原因
➡︎出産時に赤ちゃんがなかなか出てこない場合、鉗子(かんし)で赤ちゃんの頭をはさみ引き出すことにあった。
不妊症、不感症、月経痛、月経困難症、早産、妊娠中毒症などの婦人病
➡︎しばしば両親が女の赤ちゃんを望んでいなかったことによるもの
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子どもが話す誕生の記憶について耳を傾けることによって、その子の心に影響を与えることができるのです。、
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【 BOOK】「暴力なき出産」著者:フレデリック・ルボワイエ

途中省略


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◉グロフ博士によるバース・トラウマの除去
🟡バース・トラウマの除去方法
➡︎ホロトロピック・セラピー
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このワークの効果は、人やパートナー、セラピストにもよりますが、絶大です。その理由は、まず第一にこれまでの心理療法の技術が徹底的に強化されていることがあげられます。フロイト以来、幼児期の心の傷が原因で心身障害が起こることが認められてきました。この治癒のために、心に鬱積した感情のエネルギーを発散させることをフロイトも試みましたが、効果に永続性がないとあきらめてしまいました。
しかし、グロフ博士は、永続性がないのは徹底的にエネルギーを出し切っていないからだと考え、徹底的に発散すれば驚くほどの治癒効果と永続性があるとしました。ですからこのセラピーでは、いいセラピストやパートナーに恵まれると、子どものように無防備になることができ、無条件で受け入れられたという体験をすることになります。愛されないために受けた心の傷は、この体験によって大きな治癒効果を得ます。
また、変性意識状態を体験していると、しばしば突然で劇的な心理変化が起きることがあります。特にこれが否定的統制システムから肯定的統制システムへと移行すると、めざましい精神的改善、またはときによっては病状改善につながります。この移行をグロフ博士は「超調整(trans modulation)」と呼んでいます。この超調整は、COEXシステムや分娩前後のマトリクス、さらにはトランスパーソナルな領域などさまざまなレベルで起こります。
COEXシステムでの超調整をCOEX超調整と呼びます。

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喚起(かんき〜よびかけて、注意、良心などを呼び覚ますこと)
鬱(うつ)
詠唱(えいしょう〜節をつけて、歌を歌うこと)
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◉レイク博士によるバース・トラウマの除去
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心理学者 フランク・メイク博士
➡︎呼吸法によってリバーシング・セラピー(誕生の再体験をするセラピー)
しばしば考えられないような記憶をよみがえらせ、そのことによって悩みや心身的な症状を軽減させた人が何人もいます。
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◉誕生の記憶を呼び戻す方法
1.ヒプノ・セラピー(催眠療法)
催眠をかけ、記憶をさかのぼっていくことによって誕生の記憶をよみがえらせる。
2.カラーパンクチャー
光をからだに当てることによって誕生時の記憶がら、過去生・輪廻転生の記憶をよみがえらせる方法。
これは光のスペクトルである赤から紫までの七色と、ニューカラーと呼ばれるライトターコイズブルー、ライトグリーン、クリムゾン、ローズピンクの四色、さらに赤外線の計十二色の光を使っておこないます。
全身の皮膚にある照射ポイントにそれらの光を照射することによって、誕生時の記憶から、過去生・輪廻転生の記憶までをよみがえらせることができます。
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女性にとって出産は、意識の持ち方によっては至高体験を持つチャンスともいえます。医者や産婆さんに頼って産ませてもらうのではなく、自分が産むために手助けしてもらうのだ、あくまで主体は自分なのだと意識しているかとが大切です。


2022/01/23

からだ、こころ、たましいの学び屋

ほんとうの自分とは

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