【 BOOK】「免疫力が強くなる言葉の法則」著者:工藤清敏(きよとし)、2006年12月


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心の病は、体の病の、先行指標
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病気は常に何か大切なことを学ばせてくれる機会なのです。
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◉病気から学べばビーラインは財産
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病気もまた自分を変えてくれるまたとない機会と考えます。
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アトピーは、自然の学びがちょっと少ないですよ、自然とともに暮らしなさい、化学物質をとりすぎないように、、、だったりします。
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人生で出くわす病気は、すべてよりよい人生を歩むための指針なのです。
何をどれだけ学ぶか、大切なことなのに忘れていることがあってそれに気づくか、そんなことが問われています。
病気になって暗い気持ちになったり、恐れたり、不安視すれば病気はさらに進行し、肉体もさらに悪化します。
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◉病気は、固体にあるのか液体にあるのか、、外から来るのか内から来るのか
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現代医学は、4分類
外科医、内科医、精神科医、歯科医。
そして、固体である器官にアプローチする治療が行われます。
もし、病気が液体や気体にあるとすると歯の病気も体全体の血液や体全体に満ちている精神と関連しているということになり、全体的な治療をします。
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健康回復学は人間のこころの状態の悪化が肉体の病気を引き起こしていると考えます。思考の悪化、感情の悪化に物理的な食や空気(呼吸)や水の悪化や睡眠や運動不足が絡まって病気になると考えます。
そして、こころの悪化は夢や希望、人生の意味や意義に関わっていると考えます。さらに、こころの悪化は現実、体験の解釈、意味付け、記憶に関わっていると考えます。
29 病気のプロセス

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物理学的に言えば、「原子の振動」、生物学的に言えば「分子、細胞の振動」の乱れをもたらしている言葉、発声、思い、感情の乱れが、病気の根本原因であると考えています。
したがって病気をなおし健康回復を実現させるには、この根本原因の除去と現象的原因双方に総合的に働きかけることが必要と考えます。
「身体の問題」を引き起こす「こころの問題」を引き起こすものは個人の体験、記憶、智識、知恵でえり個人の信念、価値観、ルールであり個人の言葉、イメージ、発声です。
こころの問題は生体に不快な振動、リズムを継続的に与えます。この不快な振動が脳神経細胞や内臓を構成している細胞に伝導します。
不快な振動にも強弱、高低、奥行きがあります。この振動の種類に応じて神経伝達物質、ホルモン物質、免疫物質の種類、量が調整されます。これらの種類、りょに応じて心拍、体温、呼吸、血圧が調整されます。
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◉思い、思考、感情、記憶、体験もまた物理的な「振動」
世界は振動で表現できます。
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振動というキーワードで「こころ」と「からだ」と分けなくても「こころからだ」一体のものとして研究することができます。
くすりも振動であり、食も振動であり、感情問題また振動です。音楽はもちろんのこと色彩も香りもまた振動です。
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◉「思い」や「言葉」が病気の始まりをつくっている
健康回復には学びが必要です。学びなしでは、治るものも治らないのです。
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人は生まれて以来、知らず知らずに悪い思考の癖を身につけることが多いのです。
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健康で幸福な人生には、良い思考のデータベースが必要です。
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自分の信念、価値観が病気を引き起こしたり、回復させたりさます。
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社会や環境に対応できない信念、価値観をうっかり身につけていたら、それらをパラダイム変換させる学び、気づき、情報が必要です。「思考のデータベース」を再構築することで過去の嫌な記憶にも新たな解釈を与えることができます。
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自然な食材には悪い振動を調整できる振動があります。植物にはそれぞれ特徴的ある振動、色、香りがありますから、その特徴により悪い振動、不快な感情を低減させることができます。
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薬は単独の強い振動を持っています。悪い振動のピークを打ち消していく力を持っています。
太陽光にはすべての振動が含まれています。月光にも特徴な振動が含まれています。
自然派私たち生命の母であるゆえに健康回復を促す振動を持っているのです。
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第2章
病気の大きな3つの原因
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実はこの内的要因にストレスを起こす原因があります。
私たちが起こった現実をどう感じ、どう意味づけしたか、どう解釈したのか。いままでに経験してきたこととどう関連させたか。その人の持っている、知識、体験、言葉、イメージしだいで起こった現実は多種多様に意味付けすることができます。
またその時、夢や目的があるかどうか、お腹が空いているか満腹か、精神的に余裕があるかどうかで意味づけは変わります。
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その時本人に不愉快、不安や恐怖をあおるような解釈をしたらストレスは発生します。傍観者的に、また好意的に、肯定的に解釈をするとストレスはほとんど発生しません。
つまりストレスは現実に起こったことの解釈の仕方で起こったり、起こらなかったりします。
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◉病気の3つの根本原因
健康回復学は
病気の根本的原因が思考にあり、
それは「解釈の失敗」に始まりストレスが発生し、
「夢、目的、生きる意味の喪失」という原因が加わることで病気は加速され、
さらに「知識不足、エネルギー不足」という原因が加わったとき、
つまりこの3つの原因が日蝕のように重なったとき病気が発現すると考えます。
この3つの原因により原子、分子、細胞レベルで変換が起こります。
悪い解釈が悪感情を生み出し、細胞間の情報伝達を狂わせます。呼吸も脈や血圧も血流の流れさえ変えます。当然、行動が狂います。
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悪い記憶が悪い行動を継続させます。長年にわたる誤った(あやまった)細胞間の情報伝達が精神、肉体を蝕んでいきます。健康的な振動を持つ肉体にはそれと共振する微生物が棲み着きますガンジスの、悪感情によって病的な振動を持つ肉体にはそれと共振する振動を持つ、肉体を腐らせていくウイルス、細菌が棲みつきます。
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治療においては部分と全体の両方に取り組む必要があります。
医師の取り組み以上に患者自身の学び、気づきが健康回復には重要です。からだへの対処以上にこころへの働きかけが必要です。
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思考、言葉、意味づけが鍵を握ります。それは人間の特徴だからです。思考、言葉、意味が文明をつくり、病気をつくっているということに気づけば、思考、言葉、意味づけで病気も克服できることに気づくでしょう。思い方、言葉の使い方、意味付けの技術が最高の薬になるのです。
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◉第一の原因 解釈の失敗
現実に起こったことへの解釈の失敗が病気の根本的な原因です。
解釈の失敗とは、情報不足や悪い思考の癖、思い込みによって起こった現実にバランスを欠いた意味付けをしてしまい、その解釈を修正不能な現実として認識してしまうことを指します。
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私たちの生命体は、細胞間の情報伝達システムとして動いています。電気エネルギーが細胞から細胞へと伝わり、その反応の結果として思考や感情ができて臓器の活動も変化しています。
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錆(さび)〜悪いむくい
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言葉は細胞の化学変化に大きな影響を与えます。遺伝子でさえその状態を変えていると推定できます。
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言葉を通して細胞人間働きかけることができます。解釈の失敗は言葉の使い方の失敗です。
51 心と免疫

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逆説的ですが、病気になるには否定的な解釈を自分にも他人にもし続けることがポイントになります。「不安だ」とか、「信頼できない」とか、言葉にすることで不安感や信頼感が脳内に現実として発生します。
言葉は脳の中で現実を作ってしまう、、、、このことが「言葉の力」です。
このように解釈の失敗によりストレスは拡大して、強化され、食事、睡眠、呼吸、思考、感情、行動など生活習慣を狂わせていきます。
狂わされる生活習慣とは、
1.呼吸すること、息をすること
2.食べること
3.寝ること
4.歩くこと、走ること、運動すること
5.考えること、学ぶこと
6.話すこと、書くこと、聞くこと
7.仲間を作ること、コミュニケーションすること
8.新しいことに挑戦すること
この8つが人間にとって基本的生活習慣です。
病気の原因である解釈を失敗により、この8つの生活習慣が狂ったり、なくなったり、バランスを欠き始めて、病気は進行していきます。
症状が体の弱いところ、その人特有の場所に症状として現れたときはかなり病気は進行しているのです。
症状はだるさや、疲れ、頭痛、腹痛、腰痛、関節痛などで現れます。
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◉第2の原因 生きる意味の喪失
希望、夢、使命、目的の喪失です。
「生きる意味の喪失」ともいえます。
これは解釈の失敗以上の打撃を精神、肉体にもたらします。
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夢があり、目的があり、それに向かって行動している時、神経伝達物質、ホルモン、免疫物質の生成が活性化します。
夢や目的は細胞のエネルギーに変換されます。言葉やイメージ・映像に変換された夢や目的は、まるで脳内の原子力発電のように強力です。
逆に夢や目的など生きる意味を失うと人間という生物は極端に免疫力か低下します。生きる目的が薄らぎ始めたときが病気の始まりです。人生で、目的がないと精神も肉体も本当の意味で腐り始めます。
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さらに病気の第一原因「解釈の失敗」は夢や希望を失い、生きる意味、目的を喪失したことで加速します。生きる意味、夢、使命があれば今起こった困難なこと、嫌なことは修行、学び、教えとしても意味づけられますが、それがなくなってきては、ただの苦痛、災難、絶望になってしまうのです。目指すべき、生き甲斐のある夢があるかないかが解釈の立場の面積を左右するのです。
生きる意味を喪失するとストレスが強大になり、子機、食事、睡眠は狂、対人コミュニケーションも悪化します。
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鼻歌は、健康のバロメーターです。
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⭕️「解釈の失敗」も「生きる意味の喪失」も言葉が鍵を握っている
言葉こそ病気の原因の素です。
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わずか500年前までは、儀式といのりと言葉と植物療法と音楽と光が医学の中心にありました。
言葉が生命力であり、免疫力であることが理解されていました。
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このように言葉は薬にもなりますが、毒にもなります。否定的な言葉を吐き続けることで相手も自分も両方痛め続けることができます。
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言葉「毒になることは多くの人が体験しています。言葉で自分「否定されたり、非難されたりする時、感情が損なわれ、気分が悪くなることを誰もが知っています。
言葉が薬になっていることも、誰もが感じています。気分が悪い時でも、ちょっとした言葉で勇気づけられたり、元気づけられたりします。未来を希望のある肯定的な言葉で語ればエネルギーが湧いてきます。反対に否定的な言葉で語ればエネルギーがすっと肉体から離れていきます。
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言葉の使い方で気分良く良くなったり、不快になったりする、、、。エネルギーが高まったり、低下したりする、、、。不思議ではありませんか?
言葉は信号、振動、光、音楽になって細胞間を駆け巡るのです。言葉により細胞の化学反応が起こっているのです。
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言葉で脳神経細胞に振動・情報を送り、大脳辺縁系、脳床下部、脳下垂体に働きかけ自分の感情をコントロールできること、、、、。このことに気づけば、不快な感情をコントロールする画期的な方法が手に入ります。
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病気進行始まりは否定的な解釈にもとづく「否定語」にあります。否定語の持つ振動は類似した振動を持つ、かっての不快な体験を呼び覚まします。否定語はかって記憶された否定的な言葉の振動と共振してしまうのです。
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解釈の失敗によって体験と未来に否定語が使われています。
病人と健康な人との違いは、否定語の質量の差です。
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細胞はつねに彼らにとっての大自然である人の言葉に注意ォ払っているのです。
言葉が細胞の対応を決めています。言葉が細胞の活動力を決めています。言葉が原子の振動をを決めています。言葉が分子の構造を変えています。
そして⭕️言葉の振動を変換する力を持つのが「声」です。
声、、、、それは生き抜くための道具です。
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「声」で振動のバリエーションを増やしました。どんな声で言葉を発するか、健康回復の鍵がここにもあります。
  声が細胞の生命力を高めます。
  声が原子の振動を変えます。
  声がウイルスの振動を変えます
たかが言葉、たかが声。
されど言葉、されど声診断セッション、、、、。
言葉と声に健康の秘密が隠されています。
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様々な情報、体験に出くわしながらハンドルを切り、アクセルを踏み、ブレーキをかけています。常に軽く、重く、自負特有の意味付けをしながら人生を進んでいきます。
このような視点から人生を考えると、私たち人間は「意味付け」によって生きています。どう意味付けるかでドライブは変わります。どう意味付けるかで方向もエネルギー持つ変わります。
物理学者であるデビッドボームは、意味が物質と精神ををつなぐものだと考えています。物質と精神は切り離しては考えず同じものとして考えるには、意味がその役割を果たすと考えています。
からだとこころも分けて考えることはできません。こころもこらだも意味も一体です。同じものが異なった形態で表れています。こころとからだと意味が一体となって全体になっています。
意味を与えればそれだけで身体にエネルギーをを与えることになります。「意味付ける」は「意識づける」、「スピリットを宿す」という役割もあります。「意味付けること」すなわち「治癒力」といえます。

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第3の原因 エネルギーの不足
エネルギー不足とは、車にたとえればガソリンやオイルの不足です。
まずは「食」です。
職をみればその人の肉体・精神がわかります。何を食べてきたかがその人そのものなのです。たくさんの肉を食べ続けてきた人とベジタリアンでは性格が違います。食べ物の持つ振動が能神経細胞の活動を左右して、正確つまり考え方の癖まで変えているのです。
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また人間にとってのエネルギーは食だけではありません。ひかり(色)、音、香り、情報、知恵、友情も実は栄養なのです。
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🟢健康回復学の健康哲学
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病気の3つの原因カッコ解釈の失敗」「生きる意味の喪失」「エネルギーの不足」を理解するだけで、言葉や解釈、思考が変わり始めます。
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精神が生き返って初めて、肉体を構成している細胞たちも活性化し始めます。
余命いくばくもない重篤ながん患者には生きる意味という薬が一番効く薬です。
生きる意味、生き続ける意思が細胞肉体活力を与えます。
現実に起こっていることは自分の解釈がもたらしていることであると理解できれば、がんという病気が教えていることに気づき、ありがたい気持ちがわいてきて、生体に再びスピリットが宿り始めます。
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「スピリット」は健康の本質であると思います。治療には不可欠の考え方です。

2021/02/12

からだ、こころ、たましいの学び屋

ほんとうの自分とは

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