【映画】「トゥモローランド」、1964年

トゥモローランド、それは人類の未来を救う鍵。
今、運命の3人に全てが託された―。
1964年― 人類の明るい未来を展望するニューヨーク万国博覧会、11歳のフランク・ウォーカーは賞金50ドルが懸った発明コンテストにジェットパック=人間が飛べる装置でエントリーしようとするが、審査員に冷たくあしらわれる。落ち込むフランクの前に現れたのが、不思議な美少女アテナ。フランクを慰め<T>のロゴをあしらったピンバッジを差し出す。
アテナに促され、ウォルト・ディズニーが出展していた<イッツ・ア・スモール・ワールド>のパビリオンに潜入したフランク。するとヨーロッパゾーンのエッフェル塔に差し掛かった瞬間、ピンバッジに光が当たり、フランクのボートは地下の秘密ルートへ。そして暗闇を抜けた瞬間、見たこともない革新的なテクノロジーに彩られた超ハイテク都市空間が広がっていた。謎の少女アテナは彼に向かい「“トゥモローランド”よ」と微笑んだ。
現代― 幼いころから宇宙旅行を夢見てきたケイシーは、スペースシャトル計画が終わり、NASAの発射台が廃棄されかけている現状に不満を抱き、夜な夜な宇宙センターに忍び込み解体作業を阻止しようとしていたが、ある夜、警察に見つかり逮捕されてしまう。そして、釈放の際に返された自分の手荷物の中に見慣れないピンバッジが。そのバッジに触れると、突然目の前に小麦畑が広がり、遠くには巨大な未来都市がそびえ立つのが見えた。
ピンバッジの効力が消え、現実に引き戻されたケイシーはその驚きに満ちた未来都市の場所を探るべく行動を起こす。そんな彼女の前に現れたのは、謎の美少女アテナ。ケイシーにピンバッジを贈ったのはアテナで、その未来都市“トゥモローランド”へ行くには、そこへの行き方を知る唯一の人物、フランク・ウォーカーの助けが必要だった。ふたりは、フランクに会うために車を走らせる―。 果たして、トゥモローランドは誰が何のために、どこに創りあげた都市なのか?ケイシー、フランク、アテナは人類の未来を決する大冒険に身を投じて行くのだった・・・・。
2021/02/24

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